言語聴覚士 武縄 睦実先生「楽しくしゃべっておいしく食べるために」(2016.3.7)

天王寺区民センターで大阪府歯科衛生士会主催の講演会がありました。言葉が遅い、

発音や かつ舌が悪い子供に対して相談指導を行っている言語聴覚士の武縄 睦実

先生です。しゃべる、食べるためには唇や顔の形の変化と機能の変化が必要です。おっぱい

吸うための口が 食べるための口になるためには、口を使う経験が必要です。この経験が

少ない口の過敏性が強く残り口の中を触られることに抵抗をしめします。歯ブラシをいや

がる子供さんはこの過敏性が取れていない可能性もあります。お風呂から出たときに体や顔を

きるだけ触ってあげることが必要です。また機能は、うがいをさせること、口の中の水を水鉄砲

のようにとばすことでトレーニングできます。体の機能と形態ができていないとしゃべったり、食

べることがうまくできません。それが整えば、話す意欲を育てること、話を聞いてあげて肯定共感

してあげると楽しくしゃべっておいしく食べることができます。お風呂での口を使った遊びが、大事

と話されていました。

                     H歯ブラシむずい.png