大人の歯は親知らずを入れて32本、しかし80才では平均17本しかありません。

歯がなくなる主な原因は歯周病、虫歯ですが3番目は歯の破折です。

しっかり力を支える奥歯とかみ合わせのガイドをする前歯の調和が

とれていないといくら歯ブラシを頑張っても歯は、壊れていきます。

歯がなくなると咀嚼や飲み込みの能力が低下し、

それが全身の体の衰弱につながります。

当院はCMS研究会に所属しています。

CMSとは頭蓋下顎システムで歯並びだけではなく、

頭や顎の形態、アゴの関節の動き、口のまわりから肩までの筋肉の

状態を精査することで歯にかかる力の分散調和を図り

歯の寿命を延ばし、おいしく食べることをサポートします。

そのために必要であれば、矯正治療やインプラント治療も

提案させていただきます。

①今までの歯科治療や歯への関わりに、希望されることについて面談

②顔貌、口腔内、姿勢の姿勢の写真撮影 歯と骨格のレントゲン撮影による精査

③歯型をとり石こう模型を作り、アゴの動きを再現でる咬合器に模型を付けます

④顎関節のMRIと顎関節の動きをデジタルで記録、審査します

⑤筋肉の凝りや痛みをチェックします

①‐⑤をもとに、適正な歯並びを検討し治療計画を説明します。

以上の検査は、医療保険の適応ではありませんので

時間は約90分で費用は5万円(税別)かかります。

MRIやCTは近隣の施設で紹介の上、撮影して頂きます。(別途5000円~)

痛い所、悪い所だけ歯の治療をしていても、より全体を見ていないと

結局、損をします。一生自分の歯を保ちたい方は、

検査をうけて下さい。