健康長寿に歯は、重要な役目を果たしています
平均寿命が延びた今、自分の歯をいかに長く残すかは、努力が必要です。
80才の平均残存歯数は12本、歯の数は親知らずを除くと28本ですから16本も歯を失うことになります。口は命の入り口、大事な消化器官です。歯がないことは、体全体の不調につながります。 歯は見た目、発音、体のバランスにも影響を与えます。また歯周病や虫歯の細菌が心臓病や糖尿病に関係していることも分かってきました。 いつまでも生き生き楽しく家族や友達と過ごしたい方には、歯の健康は欠かせません。
健康家族は定期的に歯科医院に行きます
アメリカやヨーロッパでは定期検診率か非常に高く、その結果80才の平均の歯の数が20本以上を越えます。 歯に痛みや不調がなくても歯の健康を守るため、歯のチェックとクリーニング、予防処置を行うことが、絶対、必要だと思っています。 死ぬまで自分の歯で美味しい物を味わえる、私達はそういう人生を望む方のお手伝いをしたいと思います。
歯を一生守る虫歯予防と歯周病ケア
スウェーデンの予防歯科の30年間の報告があります。
アクセルソンとリンデが30年にわたって患者さんのメインテナンスを行った結果を報告しています。
1970年から2000年まで375人に予防プログラムを行いました。
最初の2年間は2ヶ月に1度、その後は3-12ヶ月に1度歯科医師の指導のもと、歯科衛生士が歯ブラシ指導とクリーニングとフッ素塗布を行いました。
30年後、失われた歯は30代からのグループは、0.4本、40代からのグループは1.8本でした。
新しい虫歯は1.2から2.1本でした。
このデータから早い年齢から定期的に歯科医院に通い予防処置をしてもらうと歯は、ほとんどなくならないことがわかります。
80才での日本人の歯の数は平均10本、しかしスウェーデンは20本です。
日本では、予防のために歯科医院に通うことが、まだまだ常識になっていないことがこの差を生み出していると思われます。
当診療所でもこのプログラムを採用しています。(保険が適用できます。)
痛みがでてからの受診は手遅れです、早くこのプログラムに参加して歯を守って下さい。
安心安全な歯科治療
歯科の病気は、薬を飲むだけでは治りません。悪くなってしまうと歯を削ったり抜いたりする必要があります。
高齢社会を迎え、高血圧・糖尿病など病気をもった方が増えてきます。
治療の際には、診査・診断を十分に行い、体に負担をかけない方法を説明させて頂きます。またできるだけ痛みや不快感を与えぬよう工夫をしています。また治療には、病気に深い知識と技術をもった先生(認定医や専門医)の診断を加えて行っていきます。
- 患者さんごとの滅菌 最近、話題になった歯を削るタービンも滅菌しています。
- 表面麻酔 麻酔する場合は、表面麻酔をつけてから痛みを少なくし麻酔をします。
- ダイアグノデント 初期の虫歯の状態を歯に触れず判断できます。削りすぎを防ぎます。
- デジタルレントゲン 放射線が少なくレントゲン撮影ができます。
- マイクロスコープ 肉眼では見えない病気を発見し、治療ができます。
- ラバーダム防湿 歯の根の治療の時に、ラバーダムというゴムのマスクで治療する歯に、唾やバイ菌がはいらなようにする方法です。消毒液が、皮膚やねん膜に触れることを防ぎます。欧米の専門医では、ラバダムが一般的にされていて根の治療の成功率も高くなります。
- 血圧計・パルスオキシメーター 体の調子を確認しながら、治療をします。
白く輝く歯で人生を楽しむ
歯はあなたのイメージを決めます。
それが白く輝く歯であればあなたの人生も輝いてきます。
現在では、白く輝く歯になれる方法が、進化しています。
- 歯のクリーニング(PMTC)
- 歯の美白(ホワイトニング)
- セラミックを使った白く透明感のある歯(オールセラミック)
- 目立たない矯正
いくつになっても白く美しい歯は必要です。ご相談下さい。