舌が、歯にさわると歯並びが悪くなるなど、ロクなことがありません。(2014.11.7)

歯に、持続的な力がかかると歯は動きます。これを利用したのが矯正治療です。

舌が歯に触れると、ロクなことがありません。正常な舌の位置は、上あごについていて歯に触れていません。上あごについた舌は唾を飲み込む時に上あごに刺激を与え、これにより上あごが成長します。 上のあごが小さい場合は、舌が下がっている場合が多く、この状態を低位舌といいます。

 低位舌の人は、口で呼吸をしやすくなり口が渇き、のどが痛くなったり、いびきをかいたり、口臭の原因にもなります。舌で歯を押すので歯が出てきて、上下の歯の間に隙間ができます。

 舌に歯型がつきギザギザ舌になり、舌が歯にすれることで舌ガンになる可能性もでてきます。 自分が低位舌かどうかは、舌の上にミルクをため、飲み込む時に舌が上に上がるかどうかで確かめられます。これができても、普段 舌が歯に触れている場合は、低位舌ですので注意です。

                       Gギザギザ舌の写真.jpg

 気になる方は、一度、歯医者に相談しましょう。