インフルエンザと口腔ケア(2012.2.19)

インフルエンザが猛威をふるっています。今年の推計で

200万人を超えたそうです。口腔ケアによりインフルエンザが

予防できることが「ためしてガッテン」でやっていました。

(NHK平成21年2月4日放送)

 インフルエンザウイルスが増殖するには気道の粘膜への

定着が必要です。しかし、気道にはタンパク質の膜があり

定着することが出来ません。この膜を壊し、ウイルスが

定着しやすくする酵素が、プロテアーゼです。

このプロテアーゼは、歯垢から発生します。よって口の中の

歯垢をとる口腔ケアによりプロテアーゼが減少します。

 口腔ケアにより、インフルエンザウイルスが体にはいっても

増殖することが出来ず、インフルエンザの発症には至りません。

ウイルスは細菌を使って体の中に活動拠点を作るのです。

体の中の害のある細菌を、減らすことが有効です。

 特に高齢者は、抵抗力が低いため、口腔ケアが必要です。