プラークコントロールとメインテナンス(2012.3.26)
患者さんのプラークコントロール(歯ブラシを使用して歯に
付いた歯垢をとる)が良好なレベルで継続されることが
歯周治療の成否を決める大きな鍵です。
十分プラークコントロールができていない人で1年に1回程度は
歯科に来院する人と痛みなどの必要がなければ歯医者に行かない人
を比較すると同じぐらい歯周病が進行していたという報告があります。
十分なプラークコントロールが行われていなければ、たとえ定期的
に来院していても 痛みなどの必要がなければ歯医者に行かない人と
歯周病の進行の結果は変わらないということです。
家庭でのプラークコントロールを一定のレベルで継続していくのは
難しく、専門家の患者さんへの励ましや心理的なサポートが必要です。
定期検診ではプラークコントロールの状態と改善点の学習が必要です。
これが歯を生涯維持することにつながります。