桜の花盛り(2012.4.7)

朝、仁徳天皇陵周りに桜がいっぱい咲いていました。

桜はなぜあんなに美しいのだろう。桜の樹の下には死体が

埋まっている。これは信じていいことなんだ。

「桜の樹の下には」という梶井基次郎の短編です。

信じられない桜の美しさの理由を自分で見つけ納得して、

桜を楽しむことができる。繊細で感受性の強い作家です。

 確かに天皇のお墓には、美しい桜が咲いています。

お花見は桜の樹の下で死者と一緒に、桜を愛でて楽しく過ごす

ものなのかもしれません。