岡本先生歯周病実践セミナー(2012.5.28)
岡本先生歯周病実践セミナーに参加しました。歯周病のメカニズムを
究明し、治療法を体系づけたリンデ先生の考え方を正しく学べる数少
ないセミナーです。歯周病検査と診断について確認しました。
プローブという道具を歯の周りに挿入して歯周ポケットを計ります。
これは深さも大事ですが、むしろ歯周組織のプローブにかかる抵抗力
の強弱を知る意味があります。歯の周りに炎症があると ゆるゆるにな
り、健康になってくるとコラーゲン繊維が活性化され、抵抗力がまして
きます。経験を積んだ歯科衛生士や歯科医師はこれを察知することが出
来ます。また炎症があるポケットは、プローブを挿入すると出血します。
また、この時に痛みを感じることがあります。この場合はポケットの中
に潰瘍があり、その部分に接触することで痛みと出血がおこります。
歯と歯ぐきの間の歯ブラシが出来ればこの痛みは改善してきます。
検査が痛いと感じる場合はその部分の歯ブラシをしっかりして下さい。
歯周病の治療で一番大事なことは、診断です。診断なしで治療が行わ
れると歯周病が改善治しなかったり、歯に害がおよびます。
自分の歯がどのような診断をされているか興味を持って、検査を受
けて下さい。