安野光雅が描く 洛中洛外展(2012.10.8)
なんば高島屋7階でやっている安野光雅展に行ってきました。
1926年島根県津和野生まれ、美術教師として上京、子供の絵
本作家「ふしぎな絵」でデビュー、絵本、風景画、歴史画、エ
ッセイなど多方面に活躍されています。安野光雅が描く、洛中
洛外は産経新聞に連載されていたもので。やさしい色と筆遣い
で京都に息づいている文化を、景色から安野さんが取り出し、
見ている人にほんわかーと見せてくれます。
絵の横にはエッセイがあり、絵の魅力を引き立てています。
スケッチをしていると、うまいとほめてくれる人もあるし、こうし
たらいいと言ってくれる人とも出会うそうです。うるさいなと思
いながらも言われた通りにすると絵がよくなることもあるそう
です。そんな時、自分はまだまだだなと思うそうです。そう思う
事が絵がうまくなる秘訣だと書いてありました。今もどこかで
スケッチをしている、安野さんの姿が目に浮かびます。