お餅を食べるのも命がけー産経新聞朝刊(2012.12.25)
年末年始に餅を食べる機会が増えます。平成19年から5年間で東京都内で
餅や団子をのどのに詰まらせて604人が救急搬送されています。
1月が220人、12月が90人で大半が飲み込む力が低下する60才以上の
高齢者です。餅がとれなければ命を落とす可能性が高く、必ず誰かと一緒
に食べることが大事です。また、詰まらせたらチョークサインで知らせるよう
教えてあげてください。
ゆっくり、少しずつ喉をしめらせながら食べてください。
すぐとれなければ、救急車をためらわず呼びましょう。
救急車がくるまで、背部叩打法も試してみてください。
歯がない人、入れ歯を入れていない人に窒息死が多いというデータも出てい
ます。
普段から、よく噛んでゆっくり食べる習慣をつけましょう。
いつまでも、お正月はおいしいお餅を食べたいですよね。