日本も むし歯の非常に少ない国に仲間入り(2013.1.28)

平成24年の学校保健統計調査で12才の永久歯の平均虫歯数は

1.1本と発表されました。WHOでは1.2-2.6本が虫歯の少ない国、

0-1.1本が非常に少ない国と定めています。1999年日本は2.4本

でしたので、10年以上かかって日本も虫歯の非常に少ない国に仲

間入りしました。12才は ほぼ大人の歯が生えそろった状態です。

ここからは、大人の歯の健康管理のスタートです。

日本はアメリカに比べると大人の虫歯は減ってはいません。

これは、大人のフッ素塗布を含む定期検診が普及していないからです。

1985年にWHOは日本の虫歯を状況について、「甘い物の摂取は少な

く、医療保険制度は充実しているが、フッ素の使用が足りない」と評

価しています。アメリカ歯科医師会では以下の4つを推進しています。
(1)1日に2回は、必ずフッ素入りの歯磨き剤を使用する。
(2)1日に1回は、必ずフロスを使って歯と歯の間をきれいにする。
(3)栄養バランスの良い食事を心がけ、間食は回数をひかえる。
(4)半年に1回は、歯科医院で検診を受け、専門家による歯のクリ

 ーニングを受ける。

 これを守ることで、歯の病気を防ぐことができると思います。

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