東京家族 見てきました(2013.2.12)

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小津安二郎の東京物語から60年、家族の形はどう変わったを

映画であらわし、これからの家族のあり方に疑問を投げかける

山田洋次監督作品です。携帯電話があったり東京スカイツリーが

あったり、風景は当然変化しています。

田舎で育った子供が東京へ出て行き、久しぶりに東京で同じ時を

過ごす。そこには、それぞれの生活があり、家族のふれあいよりも

しなければいけないことがある。家族のつながりが希薄になっていく。

その中で東日本大震災のボランティアでしりあった次男は、家族を

作っていく。この次男が、どのような家族を作るかが、お母さんは

たいへん心配だったのでしょう。 今はフリーターで家族からはみ

出して家族の役にたたない息子、しかし被災地へは出かけてい

って困った人の役にたっていいる。これからの家族の幸せを考え

ると、確実に幸せになる生き方などなく、1人1人がしっかり考えて

いかなければならないのでしょう。

 演技を感じさせない おかあさん役の吉行和子さん、いい味でてま

した。まさに、今みるべき映画です。

そして、映画について語りましょう。