口のリハビリで入れ歯が、快適になる(2013.2.16)

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入れ歯を作ったが、入れ歯が痛い、うまく使えない場合があります。

また、入れ歯がすぐ馴染んで問題なく使える場合もあります。

これは、入れ歯の作り手の問題もありますが、その人の食べる機能

が衰えていたり、変な癖が固定している可能性があります。

 リハビリテーションとは、足などの体の一部を失った軍人の名誉や

尊厳の回復の意味だったらしいです。みんなと同じものが食べられ

ないということは、みじめさを感じ、孤独感を味わうことです。

 口のリハビリには、咀嚼嚥下システムの理解と機能回復トレーニング

の知識、そして患者さんや家族の機能回復への意欲が必要です。

 歯科医療には、この考えがなく、入れ歯という物だけを提供してきま

した。リハビリ行為に対する保険医療の割り当ても、少ないままです。

 口のリハビリ法について、詳しいことはホームページでアップします。

簡単に言えば、ほっぺたに食べ物を入れ、ほおばる感じで奥歯で少し

ずつ噛むことです。すると、入れ歯は安定し、味も楽しめ唾液もたくさん

出ます。そうできる機能を回復するのが口のリハビリです。

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 サルやリスにはチークポーチいう空間があり、ここに食べ物をいれて、

少しづつ食べています。リスは誰に教えられた訳でもなく、奥歯で食べて

いるのです。 入れ歯は道具ですから、機能が回復しなければ、使えない

こともあります、まず正しい口のリハビリを受けてみて下さい。