歯磨き剤のフッ素の量と予防効果の関係(2013.3.4)

国内の歯磨き剤の9割はフッ素が入っています。しかし、その量は決まって

いません。(日本での許容フッ素含有量は900ppm 海外では1500ppmです。)

 スウェーデンのイエテボリ法という歯磨き剤の使用法は 1500ppmの濃度

で行った場合、歯の表面だけでなく歯と歯の間にもむし歯の予防効果が3割ほど

あると報告されています。むし歯は歯と歯の間から進行します。

 以前、スウェーデンのゼンリウム(1500ppm)が手にに入ったのですが、

今は国内のチェックアップ(1000ppm)をお勧めしています。

 大事なのは、たっぷりの歯磨き剤を使用し すぐはき出さないで口の中で

20秒ぐらい隅々へ行き渡らせ それ以上、うがいをしないことです。

 フッ素が入っていても、砂のような研磨剤や泡立ちすぎるものが含有されて

いるものは、うがいが必要になりむし歯予防には不向きです。

 むし歯予防効果の高いものを選んで下さい。

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