市立堺病院カンファレンス パーキンソン患者のマネージメント(2013.11.28)
市立堺病院でパーキンソン病の研修会がありました。
現在日本には、パーキンソン病の患者さんが15-18万人いて、
アルツハイマー病についで2番目に多い脳の神経性疾患です。
馴染みのうすい病気ですが、特徴はその症状にあります。
ふるえる、動作がゆっくりになる、体が固まるの2つ以上があれば
パーキンソン病と診断されます。50才ぐらいから発症し、どんどん
うごけなくなり、15年ぐらいでねたきりになります。
脳の線条体がだめ(変性)になり、ドパミンというホルモンがでなく
なります。アルツハイマーは記憶を司る海馬がだめになる神経障害
です。70才以上になると誰でも、変性の傾向はあるそうですが、それが
急激にすすむと、日常生活が送れなくなります。
原因は、遺伝的なものが大きいそうです。
しかし、脳の使われないところは、どんどん弱ってくるのは当然だと
思います。認知症やパーキンソン病を遅らせるためには、よく頭と体
使って、楽しく毎日を送る事だと思いました。
あまり考えず運動もしないと寝たきりでぼけます。「ぴんぴんころり」を
希望しているあなた、運動と学習をしましょう。