歯がないと肺炎でなくなる可能性が高い(2014.3.4)

今日の新聞に福島で震災関連死が震災で直接亡くなった方を越えたというニュースがのっていました。

避難しての悪い環境での生活が続き、ストレスや体力低下が原因とされています。

特に高齢の方の関連死が多いという結果でした。

阪神大震災の関連死でも、高齢者の肺炎による死因が一番多く報告されていました。

名古屋大学の調査では、歯が少ないほど肺炎でなくなりやすいというデータがあります。

全国の2万軒の歯科医院のアンケート結果では、抜けた歯が4本以内の人と比べて5-14本無くしている人は

1.74倍、歯が全部ない人は、2.77倍肺炎でなくなる危険性があると報告されています。

栄養がうまくとれないこと、唾液が少なくなることなどが考えられます。

歯を無くしたら、代わりの物をいれ、2度と歯をなくさないよう歯の手入れ(メインテナンス)を受けましょう。