歯の数は健康のバロメーター(2014.4.21)

40才以上5700人を対象とした15年にわたる比較調査で、上下の歯が10本未満の人は10本以上ある人に比べて死亡リスクが1.33倍に高まる結果が出ています。このことから、歯を失うことは、寿命を縮めると考えられます。65才以上を対象とした比較調査では 歯が20本以上ないと要介護状態になるリスクが1.21倍になることも明らかになっています。これは、健康寿命が短くなるということです。歯が少なくなることで、寿命が短くなり、健康で過ごせる期間も短くなるのです。

介護される期間は平均10年ぐらいと言われています。この期間を短くするためには、歯を健康に保つことが重要です。そのために、歯科医院で歯周病や虫歯のケアを定期的に行いましょう。

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