歯が無いままでは認知症になるリスクが1.9倍(2014.5.2)

広島で徘徊認知症老人が踏み切り内ではねられ、介護していた妻に監督責任をおこたったことで357万円の賠償金支払いが命じられました。認知症は当人以外にも、家族や社会に大きな損害をもたらす病気です。認知症と歯の関係について多くの研究で明らかにされています。

平成22年厚生労働研究では「歯を抜いて入れ歯を入れていない人は認知症に約2倍なりやすい。」という結果がでました。また、広島大学中心の研究で歯を抜いた ねずみが認知症の病態を強くしめすことを実験で明らかにしました。高齢社会、人ごとではなく認知症予防のためにも歯を大事にしましょう。また、歯を失ったら噛めるように歯を入れることを、おすすめします。

                    徘徊認知症.jpg