歯磨き剤に泡はいらない(2014.7.3)

歯磨き剤に含まれる発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)は、歯磨き剤の殺菌効果を減弱させるという報告があります。また、唾液の中にある口の粘膜を保護するムチンも破壊するという報告もあります。これは、口が乾燥するドライマウスを悪化させます。それなら、何故、発泡剤が入っているのでしょうか?これは、石けんみたいに泡立つことですっきり感が得られ、磨けているように思えるからです。 虫歯予防の点からは、フッ素が歯にたくさん残ること、歯周病予防の点からうがいしなくてもゆっくり歯ブラシでき、殺菌効果が持続することを優先します。口の中を泡だらけにしても、歯の健康の目的は達成されません。大人の人には、ジェルコートFをお勧めします。フッ素が950PPM入り(国内上限濃度)ジェル状なので歯に有効成分が残ります。歯周病には、クロロヘキシジンという殺菌剤が入っています。うがいしないで、使ってもらえる歯磨き剤です。

歯を大切にしたいと思う方の願いに叶う歯磨き剤です。

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