歯の喪失から寝たきりに至る過程(2014.8.27)

新潟大学の宮崎秀夫先生らの新潟高齢者研究から噛み合わせする歯がなくなると身体機能が低下し、転倒につながることが明らかになりました。

噛み合わせがなくなった人は、左右とも奥歯でしっかりかみ合わせている人に比べて、明らかに筋力、敏捷性、バランス(片足立ち)が劣っていました。

さらに噛み合わせを失っていた人は71才から78才までの8年間に運動機能の低下が著しかったという結果がでています。

また歯を失うと、栄養バランスがくずれ、骨そしょう症になりやすく、歯の周りの骨も溶けやすくなり加速度的に歯がなくなっていきます。

あなただけでなく、あなたのパートナーや家族も寝たきりにならないために、歯を大事にしましょう。

定期的な歯周病ケアを行うこが豊かな人生につながります。

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