NHKためしてガッテン「風邪はのどから・・その体質に潜む病SP」(2014.10.23)

 ためしてガッテンでのどから風邪をひく人に潜んでいる病気を紹介していました。それは口呼吸です。人間は鼻呼吸するように出来ていますが、口でも呼吸をすることができます。しかし、口呼吸が続くと、のどの奥にある免疫組織の扁桃が炎症を起こし、体の他の部分に影響を及ぼします。これを病巣感染といいます。番組で紹介されたIgA腎症という腎臓病、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という肌荒れも口呼吸をしているために慢性扁桃炎が起こったと考えられました。、扁桃を摘出する手術を行い、2人とも症状が改善しました。扁桃だけでなく歯の根っこの慢性炎症や歯周病でも同じような病巣感染が起こると言われています。のどの痛みが長引く、のどからくさい固まり(におい玉)が出てくるようなことがあれば口呼吸を疑って見て下さい。耳鼻科や歯医者で診てもらいましょう。

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