「いい歯の日」は「いい歯の環境を考える日」(2014.11.8)

 11月8日は「いい歯の日」。いい歯とは、何か。皆さんの持っている歯は、もともと全ていい歯です。しかし、歯の周りの環境が悪いと歯が悪くなります。虫歯や歯周病は、歯の環境問題です。

 虫歯の多い人は口の中に酸を出す虫歯菌が多く、酸性雨が降り続いている状態なので歯が溶けやすくなります。また、歯周病の人は、歯と歯ぐきの境目に歯周ポケットができ、そこでは悪臭を放つ歯周病がたくさん生息し 有毒ガスを出しています。歯が光化学スモッグやPM2.5にさらされているのと、同じです。環境問題を放っておくと、歯を失う結果となります。日本人が80才までに失う歯が平均16本もあるのは、この環境を良くする取り組みが、予防歯科がなされていなかったからです。 いい歯はいい環境から、定期的に歯医者にかようことで、環境を良くすることができます。あなたの口内環境を良くする予防歯科をはじめましょう。

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