大事な歯を傷つけない歯周病治療(2014.12.27)

 本日で、2014年も仕事納めです。皆様、お世話になりました。来年は、5日から診療します。

来年もよろしくお願いします。今年最終日は、歯を傷つけない歯の手入れのお話です。

 歯周病の原因は、歯垢。その歯垢がこびりついて硬くなった物が歯石です。歯周病の基本治療は、毎日、歯垢をとることと 歯石を歯医者でとることです。注意しないといけないのは、とるときに歯を傷つけないことです。歯石をとる時に痛みがきつかったり、後でしみるのは歯の表面が傷ついている可能性があります。当院のEMS社(スイス)の歯垢除去器は、歯石を取る器具の表面が丁寧に磨かれていて歯を傷つけません。また、歯石に対して自動でパワーをコントロールするので歯石だけが取れます。またアミノ酸の粉末を吹き付けるエアーフローもついていて、歯をキレイになめらかにします。歯は、大切なグラスのようなもの、傷だらけになるとその傷に細菌が入り込みとれません。ごしごしこする様な歯ブラシも、歯を減らしていきます。歯を大切に手入れする方法を、知らないと歯を逆に悪くします、当院の衛生士がご指導しますので相談下さい。