噛みしめる力は、歯を壊していきます(2015.4.8)

 安静にしている時、歯と歯の間には隙間があります。これを、安静空隙といいます。歯同士が接触する時間は 1日15分程度と言われています。食べる時も、歯同士が接触することはありません。歯同士が接触し続けると、歯が壊れてきます。歯にかかる力(応力)は噛み合わせの面、歯とは歯ぐきの境目、根の先にかかります。 噛み合わせの面にかかる力は歯の表面をすり減らし、歯の平坦化や詰め物やかぶせのはずれる原因になります。 歯と歯ぐきの境目に加わる力は、くさび状に歯が削れ、知覚過敏や歯周病進行の原因になります。 根の先に加わる力は歯の破折を起こし、歯を失う大きな要因になります。起きている時は歯同士を当てないようにし、夜は、マウスピースをすることが歯を長持ちさせることに必要です。

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