中学吹奏楽部の管楽器担当者の3人に1人は顎関節症(2015.5.28)

 中学生が過度に管楽器の練習をすると、顎の関節や筋肉が痛む「顎関節症」になりやすい事を、兵庫医科大学口腔外科講座の研究グループが神戸市内中学吹奏楽部員210人を調査して突き止めた。管楽器演奏者の3分の1に症状があり、練習時は適度に休みをとることが必要と呼びかけている。息を吹き込む部分が小さい金管楽器ほど、有病率が高いこともわかった。筋肉や顎に負担がかかるためと考えられる。成長期に強い負担がかかる中学生の管楽器について、顎が痛い、口が開かない、音がするなどの症状がでれば、歯科での相談を受けてみる事をオススメします。

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