スウェーデンと日本:歯科医院に対する意識の違い(2015.8.11)

 スウェーデンでは、出産前から歯科医が子どもの歯の健康指導を両親に行います。また、歯が生え始める頃(6ヶ月)から歯科医院での検診が義務づけられています。見るだけなので子どもにとって歯科医は“怖い”“痛い”という印象にはならず、“歯について楽しく学ぶ場所”となります。スウェーデンでは、歯科医を「頼れるパートナー」と認める人が26.3%、「好きな人・憧れの人」と考える人が16.4%にものぼりました。一方、日本ではどうでしょうか。歯科医を「頼れるパートナー」とする人が17.2%いるものの、「嫌いな人・苦手な人」と答える人が14.0%もいます。スウェーデンと日本では、歯科医に対する意識が大きく異なります。両親の歯医者への苦手意識が、子どもを歯医者から遠ざけているのかもしれません。歯医者がいやな所にならないためにも、早くから子どもさんに予防的な検診を受けさせてあげましょう。(参考ライオンHP)

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