歯の金属アレルギーを防ぐには(2015.9.24)

 歯科金属アレルギーを回避するためには、歯を削ったり抜いたりしないことです。すなわち毎日のプラークコントロールと定期的なメンテナンスによって、むし歯や歯周病を予防し、歯の病気を進行させないことです。
しかし、不幸にもむし歯や歯周病歯によって歯を失った場合にアレルギーを避けるには、プラスチックのバネを使用した部分入れ歯かセラミックで作ったブリッジまたは、チタン合金製のインプラント(人工歯根)の選択になります。これらの治療は、保険適応ではないので保険治療の10倍以上お金がかかります。重要なことは、むし歯や歯周病を未然に防ぐことです。最近の予防歯科は急速に発展しており、むし歯菌や歯周病菌の除菌法も実用化されています。歯の病気が起きる前にきちんとした予防歯科のプログラムを受けることでお金がかからずアレルギーの心配もない健康を維持できます。

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