歯垢の話(3)変化する歯垢

今日の夜の歯垢と明日の朝の歯垢は、質が違います。

どう違うかを説明します。

まず歯を完璧に掃除します。そこに唾液のタンパク質がつきます。

タンパク質の表面に細菌が付き、増殖をはじめます、細菌が蜂の巣のような巣を作り、歯にくっつく能力のない細菌も共同生活を営むようになります。これが4日間ぐらいです。

こうなると悪い歯垢ができます。そうじした歯も4日間で元にもどります。

歯垢は、細菌とねばねばの集合体です。

歯ブラシの毛先を当てることでその集合体をくずすことができます。

くずすと歯垢の有害性がなくなります。

細菌の大きさは1mmの1000分の1の大きさです。

ほこりを、はたく程度で十分です。しかし、長い時間とられないなら固まってしまって(歯石)歯ブラシでとれなくなります。

完全に歯垢をとれるのなら2日に一回の歯ブラシでもいいと言われています。

歯垢は古くなればなるほど有害になります。

一日一回歯垢のかたまりをくずすようにするブラシをしていればOKです。

自分の歯の何処に歯垢が残りやすいかを知ることが大事です。

次にどうすれば歯垢をとる方法を知ることです。

次回は、そのことについて書きます。