歯と歯の間の虫歯(隣接面カリエス)の進行過程
スウェーデンのエリクソンは隣接面カリエスを観察した所見を
「トータルカリオロジ」で記載しています。
スウェーデンの若年者におけるレントゲンでの虫歯の進行は
表面に認められて象牙質に行くまでに8年、神経近くまで進行するのに
3-4年かかっています。エナメル質内の8年間、ほとんど自覚症状はなく、
かなり神経に近くならないと自分では分かりません。
スウェーデンは日本より虫歯の少ない国ですから日本はもっと早く
進むと考えられます。検診を受けないと虫歯の早期発見ができずに
進行することが考えられます。
1年間で進行した損失の割合は12-15才は20-27才の3倍です。
10才代のレントゲンの検査は、大事です。