死に至る肺炎は口腔ケアで防ぐことができます(2015.2.20)

 西田敏之が肺炎の予防接種のCMをしています。昨年の10月から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種となりました。肺炎で亡くなる方の95%が、65才以上です。(死因全体では3位)。肺炎と関係が深いのが口の中の清掃や手入れである 口腔ケアです。日本歯科医師会の8020推進財団のホームページをみると、研究結果が掲載されています。口の中が不潔になり、噛んだり飲み込んだりする機能が衰えると、細菌が口から肺に侵入し肺炎を起こします。定期的に口腔ケアを受けることで肺炎が半分以上減らせると言われています。食べはじめて飲み込むまでの時間が短くなり、体の栄養状態も改善したことも報告されています。歯を入れたり入れ歯を調整する事で、食べる楽しみを、取り戻すことができ生活の質も向上します。食べる楽しみはいつまでも必要です、歯やお口の手入れは継続しましょう。

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