起きたときに顎が疲れていませんか?無意識の「食いしばり(TCH)」チェック

「朝起きると、なんだか顎が重だるい…」

「しっかり寝たはずなのに、首や肩が凝っている…」

そんな症状に心当たりはありませんか?

もしかすると、起きている間や睡眠中に無意識のうちに歯を噛み合わせ続ける「TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)」が原因かもしれません。

そもそも「TCH」とは?

通常、リラックスしているとき、私たちの上の歯と下の歯の間には1〜3mmほどの隙間が開いているのが正常な状態です。

会話や食事の時間を合わせても、実際に上下の歯が触れ合っている時間は1日のうち合計で15〜20分程度と言われています。

しかし、集中しているときやスマホを見ているときなどに無意識に上下の歯を触れ合わせる癖があると、

筋肉に持続的な負担がかかり続けてしまいます。この微小な力でも長期間続くことで、顎の疲労感だけでなく、

歯の摩耗や肩こり、頭痛といった全身の不調へつながるのです。

あなたは大丈夫?TCHセルフチェック

以下の項目に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。

朝起きたとき、顎に疲労感や違和感がある

舌の側面にギザギザとした歯の痕がついている

ほっぺたの内側に白い筋のような痕がある

パソコンやスマホに集中していると、気づけば歯を噛み合わせている

集中すると口元に力が入ったり、強く口を閉じたりしている

以前より歯がすり減ってきた、あるいは欠けたことがある

原因のわからない肩こりや首のコリ、頭痛が続いている

今すぐできる「TCH」の予防法・リセット法

TCHは「強く噛みしめる」だけでなく「軽く触れ合っているだけ」でも起こるため、まずは「自分の癖に気づくこと」が改善への第一歩です。

  1. 「歯を離す」意識を持つ

「力を抜く」「歯を離す」と書いた付箋を、デスクやパソコン、テレビの横など目につく場所に貼っておくのが効果的です。

視界に入った瞬間に、フッと肩の力を抜いて歯と歯を離す習慣をつけましょう。

  1. リップエクササイズ・ストレッチを行う

口を閉じたまま、舌を上顎の正しい位置(スポット)につけ、上下の歯は触れ合わせない状態を意識します。

また、以前ご紹介した「あいうべ体操」などで口周りの筋肉や舌のストレッチを行うのも大変おすすめです。

まとめ

「たかが歯の接触」と思いがちですが、日々の積み重ねが顎関節症や頑固な肩こりを引き起こす大きな原因になります。

「もしかして自分も…?」と感じた方や、朝の顎の疲れが気になる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

ナイトガード(マウスピース)の作成など、お口の状態に合わせた適切なアプローチをご提案いたします。