東歯周病研究会症例発表会(2011.12.11)
熊本の東克章先生の主催する研究発表会で症例発表を行いました。
血の流れをよくする薬を飲んでいる方の歯周病治療について発表しました。
この薬を飲んでいる人は、歯周病治療でも出血しやすく、内科の先生との
連携が重要です。かってに薬を止めることで、脳梗塞がおきた例もあります。
特に血のでるような処置をした後は、傷を保護するマウスピースを
してもらうと安心です。歯周病治療の前に悪い所をブラシしてひきしめておくと
、血の流れをよくする薬を飲んでいても後の出血は少なくなります。
歯周病にかかっている場所は歯ブラシの指導をうけ、しっかりひきしめ
出血に対する対策をたてれば安心です。
薬は抗凝固剤、抗血小板剤で商品名は、ワルファリン、バッファリン、パナルジン
プレタールなどです。