右のアゴが痛く口が開かない15才の女の子(2012.2.8)
右のアゴが痛く口が開かない15才の女の子が来院しました。
たけしの家庭の医学で紹介されたTCH(食いしばりの癖)
からくる顎関節症です。上野芝西友のさかぐちクリニックで
顎関節のMRIをとってもらいました。右の顎関節のクッション
(関節円板)が前にずれていました。口を開けようとすると
ずれたクッションが引っかかって口が開かないことがわかり
ました。以前から、アゴを動かすと音がしていたそうです。
このクッションは、レントゲンに映らないのでMRI診断が
必須です。当院では、月一回横浜の石井先生に顎関節と
かみ合わせの診断をしてもらっています。アゴの動きを
調べる装置アキシオグラフでどのようなかみ合わせの
状態の時にクッションがずれにくいかを調べて、ストレッチ
を教えてもらいます。かみ合わせが問題となれば、
かみ合わせへのアプローチも行います。かみしめ癖が
あるかた方は、一度石井先生の診察を受けて下さい。