虫歯の地域格差解消へ(2012.4.14)
長崎県の対馬では、すべての保育園と幼稚園で4歳から
フッ化物洗口を行っているという読売新聞の記事がありました。
1995年、3歳の全国平均虫歯が2.19本、対馬保健所では
5.32本。新潟県では1970年からフッ化物洗口を行い12歳
虫歯数は0.68本と12年連続日本一少ないという結果から
長崎県は「歯の健康格差の是正」を目標にフッ化物洗口の
促進を行っています。その結果、1999年の5歳児の虫歯
6.75本が2011年には4.5本に減りました。
フッ化物洗口だけでなく虫歯予防に対する意識が上がったから
だと思われます。すべての子供がフッ化物洗口を行う必要性は
ありませんが、子供の歯の時に虫歯が多い子供は、5歳ぐらい
からのフッ化物洗口が大人の歯を虫歯にさせないためにオススメ
です。