口呼吸と歯並び(2012.4.28)
花粉症やアレルギーで鼻が詰まると、口でしか呼吸できなくなります。
口で空気が出入りするので舌は下の方に下がります。これが習慣化した
ものが低位舌といいます。正常な舌の位置は上のあごにくっついていて
人と話しても舌が見えません。見える人は、低位舌です。
これが上下の歯の間に隙間ができること(開咬)や下の歯が前に押され
て出てくる(反対咬合)の原因になります。
鼻で呼吸ができるかどうかが重要です。
鼻からの空気の通り道が解剖的に細い場合、鼻呼吸のトレーニングして
も無駄かもしれません。鼻で呼吸できるが口の方が楽なので口で呼吸し
ている場合があります。この場合は、鼻呼吸のトレーニングで呼吸を改善する
ことができます。口を開けて、口の中に水をためて、1分以上鼻で息がで
きれば、トレーニング出来るでしょう。