ミスターチルドレン「マイクロ」「マクロ」(2012.5.14)

5月10日にミスターチルドレン20年間のベストアルバムが

2枚同時に発売されました。前半5年がマイクロ、後半5年がマクロ

代表曲と曲毎の小貫氏の解説、DVDまでついて1枚が2800円、ミス

チルの創作活動の足跡が味わえる資料集です。マイクロは微少なもの、

マクロは巨視的といい離れた所から全体を見る感じです。時代に流されず、

2つの視点から時代を見据えたミスチルの作品集で。選曲も曲順もグッドで

聞く度に新しい発見があります。桜井さんは、曲を小鳥に例えオリジナルアル

バムのかごの中にいた小鳥をいったん かごからだして自由にとばせたのが

ベストアルバムだと言っています。このベストアルバムは、なじみのある曲なの

ですが改めて聞いてみると曲が自由に羽ばたいているようで開放感にあふれて

います。マイクロは2001年のシングル「優しい歌」から始まります。この歌がミス

チルの曲作りのコアになっているように思います。「優しい歌 忘れていた 

誰かの為に 小さな火をくべるような愛する喜びに 満ちあふれた歌」そしてマクロ

の最後の曲は「365日」君を思う あふれるばかりの愛の歌で終わります。

 これからもすばらしい歌を作り続けるミスチルに期待しています。