ポートピア・デンタルショー①(2012.6.11)
神戸で歯科の機械や材料の見本市が行われました。
治療した歯に人工のかぶせを入れたり、歯のなくなった場所に
歯を入れることを補綴といいます。世界ではこの補綴に大きな
変化が起きています。歯の型を取って、石膏の模型を作り、そ
の模型上で人工の歯を作って患者さんに入れる方法が、今は一
般的です。近い将来は、口の中の写真を撮って、その写真をコン
ピューターで解析し、機械が人工の歯を作って完成させる方法、
CAD/CAM法が、主流になりそうです。日本は保険診療が主体
で高度な技術が普及しにくい事情がありますが、世界標準はどん
どん進化しています。この時代に生きていいるからには、できる
範囲で、とりいれられたらいいなと思います。5年後には、人が
作っていた作業が機械でできる可能性が増えてきました。いまま
でアナログでしていたことがデジタルになるため、短時間ででき
、誤差も少なくなり人手もかからなくなります。金属を使わない
白い歯が今より安くできようになります。初期投資は、まだまだ
高いですが値段が安くなれば一般化してくるすばらしい技術だと
思います。