咀嚼と嚥下の重要な関係(2012.7.18)
食べ物が口に入ると、奥歯で細かくすりつぶされ唾液と
混ぜられ食道へ移動する、いわゆる嚥下が起こります。
食べ物を嚥下するためには、この一連の動きが欠かせま
せん。奥歯がなくなると、嚥下のためのタイミングがう
まくつかめず、肺に入らないようにする蓋がうまく閉じ
ず誤嚥がおきます。高齢者の死亡原因の多くは、これで
おこる肺炎です。若いうちは、大丈夫かもしれません。
しかし、病気や年とると嚥下がうまくできなくなります。
気管にものが入ってむせやすい場合は、要注意です。
奥歯がうまく噛めない場合は、治療しましょう。