歯ブラシの段取り力(2012.8.3)
歯ブラシが下手で虫歯や歯周病になると思っている方が
たくさんいますし、よく聞きます。だいたいそれは、歯ブ
ラシが下手なのではなく、歯ブラシの段取り力が弱いのです。
歯ブラシは、歯の掃除です。掃除は、段取りができていない
と終わりません。何の為に磨くかが、一番大事です。
歯の病気を予防する、進行させないことを目的とする歯ブラシ
の段取りについてお話します。歯ブラシの清掃の質が良ければ
回数は1日2回で十分です。回数より質が大事です。
時間はその人の状況によって違いますが、最低2分必要です。
まず、歯ブラシの優先場所(リスクポイント)がわかってい
ること。そこから、はじめることが大事です。優先すべきは虫
歯に以前なった歯、歯周病になっている歯です。病気になって
いない場所は、極端に言えば磨く必要はありません。
次は掃除に適切な道具を適切に使うこと、これは歯医者で
指導をうけるべきです。歯の掃除のプロ集団の歯科医院で歯
ブラシの段取り力を養って下さい。
段取り力が出来れば口の中の健康を自分で保つことが出来ま
す。