小さな子供の虫歯になりやすい環境とは(2012.9.30)

母親の初産年齢と3才までの養育環境と虫歯のなりやすさの関係を調べた

論文があります。 母親の初産年齢が22才以下で、祖父母と同居し、おや

つの回数が4回以上が虫歯ができやすい要因であると報告しています。また、

別の報告では 母親の出産年齢が22才以下と35才以上で仕上げ磨きがで

きていないことが虫歯になりやすい要因としています。

 この条件がすべての人に当てはまるわけではありませんが、この養育環境

が子供を虫歯にさせやすいということです。しかし、対処法はあります。

①同居する家族全員に虫歯はうつることと、甘い物を過剰に与えると歯が溶

けることを知ってもらう。

②毎日、仕上げ磨きをする。できれば、糸ようじも使用して下さい。

③1年に2-3回歯科医院でフッ素を塗ってもらう。

いろんな事情でできないこともあるでしょうが、まず歯医者で診てもらって相談し

て下さい。