ハロウィンで子供を虫歯にさせない方法(2012.10.31)

テンプル大学小児歯科医のMark Helpin 博士らは、ハロウィンシーズンは、

子供たちが虫歯になるリスクが高く、子供の口腔ケアに注意する必要がある

と指摘しています。アメリカのハロウィンでは、子供が「Trick or Treat!」と

言いながら家々を訪問し、たくさんのお菓子をもらってきます。しかし、お菓子

などの糖分を口に含むと、たちまち口の中のPhバランスが酸性に傾き、その

状態が30分から1時間続きます。口の中が酸性の状態になると、歯が溶けや

すくなります。すなわち、虫歯になりやすくなります。

博士は ハロウィン期間中に子供を虫歯から守る方法をアドバイスしています。

 お菓子を食後のデザートとして食べさせること。食事の後は、唾液の量が増え

ているので、甘いものを食べさせるのに絶好のチャンスだそうです。

また、お菓子を食べたら、その直後に口を水で3~4回すすぐことも推奨していま

す。ポテトチップスなどの甘くないお菓子も口の中を酸性にすることを忘れないこと。

そして大人たちがハロウィンで子供たちに配るお菓子は、歯にくっつかないもの

や砂糖不使用のものにするなど、大人側の配慮も必要であることを博士は指摘し

ています。お化けカボチャは、お菓子をたべすぎて歯がなくなったのかもしれません。