歯を壊す くいしばり癖にご用心(2014.3.20)

最近、歯ぎしりや食いしばり癖(TCH)で歯の痛みを訴えて来られる方が、多いです。痛みの特徴は、長い期間にわたって強くはないが噛んだ時に奥歯に痛みがあるということです。

 口を見てみると、ほっぺたに内側や舌に歯の型がついていたり、糸切り歯や下の前歯がすり減っています。

歯がかけたり、知覚過敏、顎関節症の原因になります。

まずは、自分が食いしばり癖があり、これが問題だと強く認識することです。

人間の噛み合わせには、安静位というポジションがあります。これは、上下の歯が2mmぐらい離れている状態です。このすきまを 安静空隙と言います。唇が軽く合わさり、舌が上あごにつき、筋肉はリラックスし歯は接触していない状態です。ストレスがかかっていたり、ずっとディスプレーを見ていたり、姿勢が悪いと安静空隙がなくなります。

治療法は、歯を離すと紙に書いて貼っておくことやリラックスすること、いつも笑っていることです。

虫歯や歯周病以外で、歯を失う原因で歯の破折があります。TCHが、破折に大きく関わっています。

この癖を、治しましょう。

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