「朝三暮四」のサルから健康を考える(2014.3.28)
「朝三暮四」という話があります。荘子が原典です。
サルを飼っている人がサルたちに「朝にとちの実を三つ、夕方に
四つ上げよう」と言ったら、サルたちが激怒した。しかたがないので、
「では、朝に四つ、夕方三つではどうか」と言ったら、サルたちは大
喜びした。人間は目先の欲ややりたいことに駆られてだまされやす
いことを、サルに例えていますがこれは、人間にも当てはまります。
人間は確実ですぐに手に入るものを、選択します。これが、ダイエット
が難しい理由です。健康のための予防というのは、不確実で後に手
に入るものですから選択しにくいことです。しかし、サルよりも知性の
ある人間だから将来の自分を考えることができるのです。歯周病や
虫歯は生活習慣病です、生活習慣を変更しないと良くなりません。
生活習慣を変えることが、「朝三暮四」です。生活習慣を変える為
には、秘訣があります。これを、変えるためのサポートを私達はして
います。サルから人間へ、変わるのは今です。