歯周病菌を飲み込むと病気になる(2014.6.24)

歯周病の原因菌をのみ込むと様々な臓器や組織に炎症を起こすことが、新潟大大学院医歯学総合研究科の山崎和久教授(58)のグループの研究で明らかになった。歯周病原因菌をマウスの口に投与したところ、腸壁に悪玉菌が侵入し、悪玉菌の毒素が腸から吸収され、血液を通して様々な臓器に広がることが証明された。 悪玉菌は、目立たずじわじわ炎症を起こす結果、動脈硬化を進行させ、悪玉コレステロールを増やします。山崎先生は歯周病と全身との研究をしているスペシャリストであり、歯周病と糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞との関係をどんどん明らかにしています。定期的な歯周病ケアが、健康で長生きには欠かせないことがはっきりしてきました。

山崎先生研究室http://www.dent.niigata-u.ac.jp/yamazaki_labo/research_brief/

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