夏休みから始める子どもの歯ぐきケア(2014.7.17)

成人の約8割が歯周炎、小学生の4割が歯周病の予備軍である歯肉炎にかかっていると厚生労働省が報告しています。歯周病菌も感染するので、当然の結果だと思います。歯周病は歯肉炎と歯周炎に分かれ、歯周炎は軽度、中等度、重度に分かれます。歯肉炎とは歯肉だけに炎症がおさまっている状態で歯周炎は炎症が歯肉だけでなく歯を支えている周囲組織(歯根膜や歯槽骨)にまで進行した状態です。原因は、歯ぐきに溜まったバイ菌(歯垢)です。毎日の丁寧な歯ブラシと歯と歯の間の掃除(糸ようじ)が、必要です。

 歯周病予防は早期に正しい歯の掃除習慣を身につけ、定期的に歯医者でチェックしてもらうことで防げます。子どもの健康のためにも、歯ぐきケアをスタートして下さい。

 実験しながら歯の健康を考える子ども実験教室を8月9日 2時から行います。参加無料ですのでお電話でお申し込み下さい。お待ちしています。

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