どうせ抜くなら早く抜こう親知らず(2014.9.7)

 昔は寿命が短く 親知らずが生える前に親は亡くなる。そのため親知らずという名が付いたそうです。 また、英語では 親知らずをwisdom
tooth (智慧の歯)といい、これは物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であることに由来します。親知らずは18才から20才頃に生えてきますが、現代の日本人は顎が小さく、傾いて生えたり横向きに埋まっている場合があります。この時に前歯が押されて歯が前に出たり、いがんでくることがあります。歯並びをきれいにしたい人は親知らずを、中学生までに抜くことをお勧めします。 また、生えてきても歯ブラシが届かず、虫歯や歯肉炎になることも多く、親知らずの周りが炎症で痛む智歯周囲炎を起こすこともあります。親知らずが問題を起こしている場合は、できれば抜いた方がいいです。抜くのが難しい場合でも、所要時間1時間ぐらいで6000円以内(3割負担)で抜けます。親知らずの生え方や大きさ形によって抜く所要時間や抜いた後の痛みや腫れが異なりますので、歯医者でレントゲンで調べた上で抜歯しましょう。

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