高齢者が、低栄養になる大きな理由は?(2014.9.17)
今年の総務省の発表で65才以上が4人に1人、20年後には3人に1人になります。
太っている高齢者もいますが介護が必要になってくると、低栄養(タンパク質かエネルギーが不足している状態)に、なってきます。
その、3割以上の方に嚥下障害(食べ物を飲み込みにくい)があります。歯がなくなることが嚥下障害の大きな原因になります。
良く噛めないので口の中で飲み込めるまで食べ物を細かく出来ないのです。低栄養になると傷や病気が治りにくく、寝たきりの原因にもなります。
食べる楽しみは、生きるエネルギーの源です。歯が残っている人は、なくさないように。
歯が少なくなった方は良く噛める入れ歯を作りましょう。
サルコベニア:筋肉減少症 ADL:生活活動能力 QOL:生活の豊かさ