良く噛む効用 「卑弥呼の歯がいいーぜ」(2014.9.20)

「卑弥呼の歯がいいーぜ」は「日本咀嚼学会」が、よくかんで食べましょう、ということを広めるために作った標語です。

肥満防止になる(ゆっくりかむことで、満腹感がでるため)

味覚を感じる機能が維持できる

言葉がはっきりする

脳を刺激する

歯の病気(歯周病や虫歯予防)になる
ガンの予防になる(だ液にはガンを予防する成分があります

胃の働きが良くなる(だ液がたくさんでて、胃の消化を助けます)

全身が健康になる

 卑弥呼の歯が実際、良かったかは「魏志倭人伝」には、記載がないようですが、必ずしも、間違いとはいえません。なぜなら、卑弥呼が生きていた時代の食べ物は、私たちが食べているものとは違っているからです。卑弥呼が食べていた物を実際に作って食べるという実験が行われました。それらを大学生が食べると、とにかく硬くて、かんでかんで、またかんで食べましたが、全部は食べきれなかったということです。このことからすれば、卑弥呼もふくめて、卑弥呼の時代の人々は、いまの人にくらべてとても歯が強かったのではないでしょうか。歯が良いということは、何でも食べられてたくましく生きる力があるということです。

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