歯ぐきが 下がってきた人の共通点(2014.9.25)

 「歯ぐきが下がってきたので診て欲しい」という方が、増えています。いつも聞くのは、「どこから磨きますか?」です。そこの歯ぐきが下がっている方がほとんどです。最初に磨く場所は無意識に時間が長くなり、力が入っていて頻繁にブラシすると、確実に歯ぐきは下がります。歯ぐきが下がると歯の根っこ(歯根)のセメント質や歯が削れると歯の内部の象牙質が見えてきます。セメント質や象牙質は茶色がかっているので虫歯かと心配になり、より歯ブラシをして、歯ぐきが下がります。これの繰り返しで、知覚過敏などが起こってきます。 まずは、歯ブラシを柔らかい物に変え、(おすすめはテペのXSOFTかジェントル)、下がっている所は、虫歯予防のフッ素濃度の高い歯磨き剤(おすすめは研磨剤の入っていないチェックアップを)を歯ブラシで塗るだけで、磨かないようにすることです。歯ブラシでは、虫歯を予防できません、フッ素の使用が第一です。自分の歯ブラシが不安な方は、歯医者には衛生士という、歯磨き指導のプロがいますのでご相談下さい。

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