WHOが砂糖のとりすぎに警告しましたが・・・(2014.9.27)

 今年、3月5日にWHO(世界保健機構)は、虫歯や肥満を減らす目的で1日あたりの糖分摂取量は25gまでにするべきだとするガイドライン案を公開しました。WHOはお菓子や調味料、加工品などに隠された糖分が含まれていると警告しています。例えばケチャップ大さじ一杯には約4g、コーラやファンタ、スポーツドリンクには30-40gの砂糖が含まれています。コーヒーや紅茶にいれるペットシュガーは1本3gなのでコーラには10本以上入っていると言うことです。以前、実験でペットボトルに水を入れて砂糖50g入れて飲んでみましたが、甘くて気持ち悪くなり飲めませんでした。これを、飲みやすくしてやめられないようにする工夫がされているのです。WHOのディレクターは、「砂糖生産メーカーからの圧力があるかもしれないが、それに対応する準備はしっかりある」と述べています。4月に圧力がかっかってこの提言は没になったそうです。農畜産業機構によると、日本人が摂取する糖分は1日平均50g、ジュース1本、ケーキ1個で越えてしまいます。子供は、特に注意です。自分で自分を守る為、虫歯を含む生活習慣病の予防のため、砂糖量に目を光らせましょう。

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